うおのたみ活動記録 第零項 そして始まりへ 後篇
西暦2019年2月24日、ついにその時は来た
泰河Pは、シンP、ミトコンドリアP、しょうゆーたP、そしてN岡のP様を乗せお米の国の中央都市、N潟まで車を走らせていた
しょうゆーたP「昨日は…やばかった…」
シンP「泰河なんで当日あれを耐えられたんだよ…」
泰河P「あの時は半分意識なかったようなもんだし…言うて俺もボロボロ泣いてたやん…」
そう…
前日に泰河P、シンP、しょうゆーたPでナゴヤドーム公演day1ディレイに参戦していた
その場にいなかった仲間全員の担当達が、それぞれのソロ曲、ユニット曲を披露し、各々が担当達に馳せる思いを爆発させていた
そんな歓喜と感涙の嵐を受けきり、day2に挑もうとしていたのだ
無論、行ってきたことは知っているが何が起きているかというのをミトコンドリアPはこの時は知らない
車内での談話やスピーカーから流れるデレマス曲の数々に心を踊らせながら現地へと赴く
現地に到着し、見知った顔のP様達に挨拶を交わし…そして、ついにうおのたみの元となったプロダクション
「あるてぃめっと・おこめ」さんとの邂逅を果たした…
時間となり、会場内に入ってゆくP様達
そして、開演を果たす…
しまむー「私たちーーーーーーー!!」
シンデレラ達「シンデレラガールズです!!」
P様達「Fuーーーーーーーーーー!!」
ぶち抜いてゆく楽曲、シンデレラ達のパフォーマンス…
セットリストを知っていても身震いを禁じ得ない内容に、P様達は歓喜を起こしてゆく
終盤に差し掛かり、泰河Pはその病を確定したものとしてしまった…
「親心涙腺崩壊症」
のちのち名前の付いたこの病は、担当達の頑張りや成長を感じ、あたかも親の身になった錯覚を起こし涙腺崩壊を起こしてしまうという、P限定とも言える感染症である…
泰河Pはこの病にしっかりと感染し、魚沼Pと共に6thナゴドディレイを後にした…
それから数日後6thに挑んだ泰河P、シンP、しょうゆーたP、ミトコンドリアPは通話をしながらその後のことを語っていた
泰河P「なんか、あるてぃめっと・おこめさんみたいな風に集まって馬鹿やったりイベントに赴いたり出来ないかな…」
なんて、泰河は心の声を零した
泰河P達は、LINEの別グループで活動することが多かった
多かったと言うより、ほぼ同じメンツで動くことが茶飯事だった故に今更感ではあった
それ故に、いや、だからこそプロダクションという形でアイマスを楽しみたいと思ってしまった
ミトコンドリアP「なら、デレマスの中でプロダクション作っちゃう?」
この提案から、アイマスを知ってる幼少からの友人を誘い、さらに名刺などで相談していた友人をデレマスの沼に落としながらプロダクションに勧誘した
それからさらに日にちが経ち、些細なる問題が起きた
ミトコンドリアP「そういや、プロダクション名、何にする?」
決めなければならないものが1番最後になっていた
様々な案が出るなか、2つの案に絞り込まれた
・米ット
・うおのたみ
このふたつで投票をとり…そして
「うおのたみ」
は産声を上げた
プロダクション名は決まり、後は決起の日にちを決めるだけ…
決起集会は2019年3月30日…うおのたみPはその日を心待ちにし、日々の業務に取り組んだ…
…そして…その時を迎えた…
泰河P「この日!この時を持ちまして!!うおのたみ、始動致します!!!」
この話は、うおのたみが生まれるまでの…第一項の前段話「第零項」
各々が担当に綴る想いを今後形にしていく上でなくてはならないプロダクション設立までの、短いようで長く、浅いようで意外と深い完成までのこの活動報告書を、ここに記して終わりとしよう…
これからも、担当の為にうおのたみは邁進してゆく
その活動を多少の語彙を足し加えながら、書き記してゆくとしよう
うおのたみ活動記録第零項 後篇 終焉…
筆記者 泰河